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行ってみたい美術館

山種美術館
速水御舟の作品が多く収蔵されています。1976年に開催された速水御舟の記念展を観て、 精神と技術の高さに圧倒され、その後、御舟の作品展示されている時、度々通いました。 本画同様、スケッチも素晴らしい。
程よい広さで落ち着いた雰囲気の日本画だけの美術館で、私の最も好きな美術館です。
東京国立博物館
御舟の「京の舞妓」、長谷川等伯の「松林図」が収蔵されています。畳の目一つ一つまで細密に描かれた「京の舞妓」は本当にすごい絵です。 「松林図」を初めて観たとき、屏風の周りに霧が漂っているように感じ、暫しその前で立ちすくみました。
智積院
長谷川等伯の襖絵「楓図」「桜図」を観ることができます。 今は収蔵庫に保管されていますが、以前、未だ本堂の襖に収められているとき、庭の若葉の柔らかな光を受け、 鈍く輝いた金箔を背景に「楓」「桜」の重厚でダイナミックな絵に圧倒されたのを思い出します。
成川美術館
山本丘人他、現代日本画作家の作品を観ることができます。
大川美術館
松本俊介、野田英夫、国吉康雄の作品を観ることができます。若い時に国吉康雄の伝記「評伝‐国吉康雄(小沢善雄著)」を読み、 絵だけでなく生き方に感動しました。2004年に東京近代美術館で開催された国吉康雄展を観て感激を新たにしました。 最近、「アメリカ美術と国吉康雄-NHKブックス(山口泰二シ著)」も発売されています。時代背景を知るとより面白いと思います。
岡山県立美術館
国吉康雄の作品が10点収蔵されています。
足立美術館
横山大観他近代日本画檀の作品を観ることができます。 何故、大観が他の画家に比べ人々にそれほど愛されたのか、比較しながら考えるのも面白いと思います。
四季折々の変化に富んだ日本庭園も美しい。
三橋節子美術館
右手を鎖骨の癌により手術で切断。 その後、左手で創作を続けた画家で、若い時に彼女の伝記「湖の伝説(梅原猛著)」を読み、絵のすばらしさと生き方に感動をしたのを 覚えています。日本画も表面上のテクニックだけでは駄目だということを思い知らされました。
中土佐町立美術館
私が学生時代、大変お世話になった友人のお父さんが、生まれ故郷の高知の中土佐町に寄贈された美術館です。 収蔵作品は600点を数え、日本洋画界の先駆者である山本芳翠、黒田清輝そして竹久夢ニ、林武、小磯良平、 棟方志功、また高知県出身で日本芸術院会員の奥谷博などが名を連ねています。
一度は絶対に行かなければならない美術館です。